Japan News

Armacellはインドにエアロジェル保温材の新工場を開設し、次世代エアロジェル製品「ArmaGel XG」を発売することになりました。

ルクセンブルク、2024年9月17日 – 断熱市場向け柔軟弾性発砲ゴム保温材の世界的リーダーであり、発砲ゴムエンジニアリングフォームのメーカーとしてリーディングカンパニーであるArmacellは本日、新たなエアロジェル製品を発表しました。

2024年9月7日にArmacellのチョナン(韓国)工場の火災事故を受け、顧客をサポートするために、この新製品の発売を早め、エアロジェル製品群を大幅に拡大していきます。

独自のエアロジェルブランケット技術とArmaGel XGシリーズが、エアロジェル製品群を強化します。

この製品はASTM C1728に完全に準拠し、クラス最高の保温性能などの利点により、既存のArmaGel製品を強化します。

画期的な技術に基づいて自社開発されたArmaGel XGHは、2024年10月から発売開始予定です。製品の詳細については発売日に公開予定です。

最初は生産能力に余力のある中国でArmaGel XGHを製造する予定です。これと並行して、世界最大かつ最も先進的な工場の1つであるプネー(インド)でもArmaGel XGシリーズを製造します。この新しい製造工場は、エアロジェルの断熱ソリューションに対する急速に高まる需要に応えるため、2025 年半ばまでに年間 100 万㎡のエアロジェル製造能力の増強を図ります。

「この戦略的投資は、産業・エネルギー分野に最高クラスのエネルギー効率ソリューションを提供するというアーマセルの強力な取り組みを示しています。」と、Armacellの社長兼CEOであるLaurent Musyは述べています。

近い将来この新技術が、電気自動車のバッテリーの熱暴走を軽減する用途に最適化されたソリューションを提供できるようになるとも考えています。