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Armacellが日本でのプレゼンスを強化

(ルクセンブルク)東京、2022年1月4日-柔軟弾性発泡ゴム保温材市場の世界的リーダー及びエンジニア発泡材製品の大手プロバイダーであるArmacell Japan株式会社(社長=安村義彦氏、本社・東京都中央区八丁堀1-2-9、以下Armacell Japan)は、スパイダープラス株式会社(社長=伊藤謙自氏、本社・東京都豊島区東池袋1-12-5)のエンジニアリング事業部を買収した。

東京を拠点とするスパイダープラス株式会社のエンジニアリング事業は配管やダクトの保温、保冷材の施工工事事業を行っている。同社はArmacellと約20年にわたる実績を持ち、ArmaFlex®製品により建設現場や冷凍機器の保温事業を進めてきた。

Armacellグループのパトリック・マシュー社長兼最高経営責任者(CEO)は、「Armacellの技術力と専門知識が重視される市場での成長を確かなものにするため、我々は日本での存在価値を高めようとしている。この契約によって将来のビジネス拡大と新たな機会獲得だけでなく、日本でのカスタマーサポート向上に期待したい」と語る。

スパイダープラス株式会社のエンジニアリング事業部は高品質のサービスを提供しており、Armacellの訓練を受けた専門家チームで構成されている。

「保温材ソリューションは、当社の製品ポートフォリオの重要な柱です」と、ArmacellのAPAC副社長リアム・ダグラスは付け加える。「日本の保温材業界で長年の経験を積んだ後、組織を次のレベルに引き上げると共に、専門知識と優秀な人材が鍵となる市場で、優れた保温材ソリューション提供によって今まで以上に顧客のニーズに寄り添うことが出来て大変嬉しい。」

Armacellは日本では2012年よりArmacell Japanとして知られており、同社のゼネラルマネジャーである安村良彦が組織を率いる。

両者は譲渡価格を非公表としている。 Armacellは現在、S&PグローバルレーティングでB、ムーディーズではB3の評価を受けている。